ごみ減量・リサイクルに取り組む優良事業者の紹介
グリーンコープ生活協同組合ふくおか(前編)
第7回 福岡市環境行動賞 優秀賞【前編】グリーンコープ生活協同組合ふくおかでは、環境活動の一環として、「4R運動」を展開しています。4Rとは、Refuse(断る)、Reduce(ごみを減らす)、Reuse(再使用)、Recycle(再生利用)のことです。ここでは主に、Reuse(再使用)、Recycle(再生利用)についてご紹介します。
(取材時期:平成26年10月)
http://www.greencoop.or.jp/リユース
グリーンコープにはビン詰めの商品が沢山ありますが、実はそのビンはリユースされています。食品の性状・容量に合わせて、8種類ほどのビンを作り、リユースを推進しています。例えばドレッシング類の商品は、写真のように容器を同じ形のビンに統一することで、リユースがしやすいようになっています。使用済みのビンは熊本県の工場で綺麗に洗浄され、ヒビ・ワレがないか精密なチェックを受けた後、また新たな商品の容器として使用されるのです。ビンの他に店舗では、マイバッグ運動やPET(ペットボトル)の回収にも取り組んでおり、また、社会福祉法人グリーンコープでは、古着のリユース事業等ファイバーリサイクルにも取り組んでいます。
リサイクル
グリーンコープでは品目ごとに独自のリサイクルルートを開拓しているため、様々なものがリサイクルされています。使用済みのPP(ポリプロピレン)・PE(ポリエチレン)・タルク素材の食品トレーや卵の紙パック(モウルドパック)などを回収し、トレーはトレーに、紙パックは段ボールなどの原料にリサイクルしています。中でも驚きなのが、商品の配達時に使用されるプラスチック製の「仕分け袋」のリサイクルです。仕分け袋に貼られている紙製シールは、リサイクルできないので各家庭で切り取り作業をしてもらい、回収してまた新たな仕分け袋にリサイクルしています。徹底していますね。