マッチングQ&A
1.どうして、無料でも回収に来てくれることができるの?
1.
事業所から出る古紙は、民間の古紙回収業者によって回収され、古紙卸売業者(古紙問屋)に集約された後、製紙メーカーに納められ、製紙原料として利用されています。古紙回収業者は、事業所から回収した古紙を古紙問屋に売却して利益を得るので、事業所から出る古紙の量が多ければ、無料で回収することが可能となるのです。
けれども、小規模事業所などにおいては、古紙を保管するスペースがなく、排出する古紙の量が少ないことから、当該事業所単独では回収効率が悪く、古紙回収業者がなかなか来てくれないといった実態があります。
しかし、少量の古紙であっても、近くの回収ルートを持っている古紙回収業者などであれば、近くの事業所を回ったついでに寄ってもらうことで無料回収ができるという場合もあります。
「古紙回収マッチング」は、そのような回収業者を効率的に探す手助けをするサービスです。業者選択に迷ったら、ぜひご利用ください。
2.どうして、定期的に回収に来てくれる古紙回収業者がいた場合、「古紙回収マッチング」は利用できないの?
2.
「古紙回収マッチング」は、古紙を保管するスペースがなく、排出する古紙の量が少ないために、古紙回収業者が回収に来てくれない少量排出事業者に対して、古紙のリサイクルルートを確立するために構築したものです。
すでに回収に来てくれる古紙回収業者がいて、古紙のリサイクルルートが確立されている場合は、ご利用を控えていただきますようお願いしておりますので、どうかご了承ください。
3.無料で回収に来てもらえる可能性を高めるためにはどうすればよいの?
3.
主に次の3点を徹底することにより無料回収の可能性は高まります。
1.できるだけ一度に出す古紙の量を増やすこと
例)・ビルテナントの方は、ビル全体で集める。
・メモ紙などの小さな紙も、紙袋に入れるなどして溜めておく。
2.古紙回収業者が回収しやすいように排出すること
例)・回収に出す古紙は、全て段ボールに入れるか、または紐で十字に縛った状態で出す
・ビルテナントの方は、1階まで降ろして準備する
・回収時間の短縮を図るため、積み込みを手伝う
3.分別をきちんとすること
(参考)古紙の分別について
4.マッチングできなかった場合は、回収してもらえないの?
4.
排出する古紙の量が多いにも関わらず、回収拠点に回収車が近づけない、積み込みを手伝えないなどの理由でマッチングに至らないケースもあります。その場合、古紙回収業者の中には処理料金を支払えば可能という場合もありますので、お手数ですが直接古紙収集業者(「古紙回収・機密書類処理業者リスト」参照)にお尋ねしてみてください。
5.排出する古紙の量が少ないことで、マッチングしなかった場合は、回収してもらう方法はないの?
5.
主な方法は、次の2点があります。
1.古紙の持込み受け入れ可能な古紙回収業者「古紙回収・機密書類処理業者リスト」をご覧になり、個別に直接連絡し、ご自身でお持ち込みください。
2.福岡市が一般廃棄物の収集運搬を許可した業者が、「紙ごみ」を回収します。「燃えるごみ」と「紙ごみ」を分別することで、処理料金が若干安くなる場合もありますし、古紙を種類ごとに細かく分別する必要がないというメリットがありますのでご検討ください。
<マッチングできなかった事業者の方へ>
http:jigyogomi-recycle.city.fukuoka.lg.jp/matching/nomatching